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気持ちを伝えることの大切さ

昨日、なんだかわからないけれど、母が気にすることがあるらしく、あれこれ言っているので、話をじっくり聴いてみた。
そしたら、それはちょっと気になるなあ、と思ったので、私のできることは何なんだろう?
と思い、もう一度聞いてみて、私のできることを考えてみた。
正直、母の気持ちが病んでいた。ものすごく細かい心配をしていた。
そこで、ご連絡するべきところにはご連絡し、謝るべきは謝って(正直、謝るべきことかどうかもわからなかった。)、そして、相手の立場や思いにも気持ちを馳せながら、お詫びする、という形で、こちらの事情をお話してみた。
そうやっていくうちに、いったい何が問題点だったのか?ということが見えてきた。
そうそう大した問題ではない。
ただ、一言、私があることを伝えていたら、そんな思いさせなかっただろうな、と気付いた。

なんで、その話をしなかったのかな?
そのことを言っていたら、余計な思いをさせなくてもよかったのにな、と反省した。

そのことを気持ちや事情をたどってお話してみた。
相手の事情もお気持ちもあるだろうから、それはどちらがどうの、ということではなくて、そのことを解決しようとしてのことだった。
世の中にはこういうことは結構あるのだろうな、と思う。

私も生徒さんのあることについて、とても細かく、正確に尋ねられることに、どうしてかな?と思ったことがあった。
もうお伝えしたことなんだけどな、と思っていた。
でも、よくよく事情を聴いてみると、そのお子さんにはそのお子さんなりの事情があった。

その人なりの事情。
普通、というのではない、そのお家お家特有の事情というものがある。
そこに、ちょっと心にこなしを入れて、柔らかく考えてみることは大事だと教わった気がした。
自分にとって大事なものだからこそ、その人のためにはしっかり気持ちを伝えなければならないな、と思った。

公開:2022/08/22 最終更新:2022/08/22