親御さんが変わってくださったら、実は手っ取り早いのが受験です。
勉強しなくて怒る・・・、というのはよくあるパターンですが、その実、親御さんが変わられると、お子さんの勉強に対する姿勢も変わり、成績が急上昇する、というのはよくあることです。
勘違いしないでほしいのは、無関心になった方がいい、というのではありません。
昨年の大学受験生で、心理学方面に進んだ生徒さんは、
それはそうですね!親が変わるとそれは速いですね!
と語っておられました。
親御さんは親御さんで、目の前にあるご自分の仕事なり、家事をするなり、とにかくご自分のするべきことに一生懸命になる。
今を生きている、という感じでしょうか?
思いきり共感する、稲盛和夫さんの言葉である、その一瞬に燃焼しろ!という言葉が近いでしょうか?
そうすれば、お子さんのことを心配する時間が減って、その分自発的にお子様は勉強を始めます。
お子さんを気にしている分、ご自身のことがお留守になっていますよ、ということらしいのですが、とりあえず、誰しもが、自分のすることに没頭する、ということが大事だということなのだと思います。
昭和な考え方かもしれませんが、せっかくなら、受験を通して、親子で成長していただくきっかけにしていただければ、と思います。
受験を、ただの勉強したかしないかの指標にするのはもったいないと思います。
どうせなら、受験があったから、みんなで成長できたね、という出来事にしてほしいと思います。
よくあるのは、お母さまの、私も考え方が変わりました、というお言葉です。
お子様が頑張っておられるのだから、その時は応援しながらも、親御さんも成長できるようにしていただければ、お子様の気持ちも変わると思います。
そんなコツをチェリーではお伝えしています。
高校に、あるいは大学に入ったら、終わりではありません。
高校や大学に入ってからが長いのですから。
入ったものの、楽しくなかったり、あるいは勉強だけで、社会に出て、あまり生き生きとは生きられない、というのでは、少々寂しいものがあります。
そこをお伝えしたいと願っています。