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こころの中にある夢

釧路湿原で、ああ、カヌーに乗りたい、気球に乗りたい、と思ったけれど、許されなかったのをいまだに少々恨んでいる私。
誰かに、というより、そのときにできなかったことに。
ついでに北海道にいたときに、なぜにうに丼を食べさせてもらえなかったのか?その当時に、それくらいの投資をされても良かったのではないか?と思う私は間違っているだろうか?

ハンモックで寝てみたい。
気球に乗ってみたい。
だいたい飛行機が大好きで、窓側に座ったら、小さい子みたいに空と雲の色合いの美しさに見とれてばかりいる私。
自然がそもそも好きなのだろう。
釧路湿原を眺めていたときの、背後から漂ってくるハマナスの香りを今でも忘れることができない。

釧路湿原に行くずっと以前に、私は俵万智さんの歌で釧路湿原の存在を知っていた。
北海道って、やはり本州までと自然が違う。
中二の理科の第二分野の先生に、植生についてサラリと聞いていたのを覚えているけれど、実際に住んでみると、それは実感できる。

でも、北海道、ってどこか切なさのあるところだったような気がする。
自分にとって?
いろんなしがらみがなくて、自由で、でも、どう言ったらいいのだろうか?

でも、どこか自分の気持ちに合っている何かがあった。

なあんて言うと、どこかから、じゃあ、京都はどうなるん!?という声が聞こえてきそうなくらい、京都は好きである。
実は京都のいわゆるイケズと言われるような様式美的な婉曲表現が、私は好きである。

あれは優しさやろ。優美やろ・・・、と思ってしまう。

こんなことを言ってるから、あんたはどこ行ってもそこが一番いいって言いそう・・・、と言われるのだろうけれど、今は高岡の文化的に落ち着いているところが大好きである。たしかに。

それにしても、うに丼・・・。
食べたかったなあ。

公開:2022/07/19 最終更新:2022/07/19