本をいただくなんて、とってもしあわせなこと。元高校の校長先生から。
今日はおとなしくゴミ当番をしていたかったけれど、ある方のご本が捨てられるとお聞きし、私は、お話を合わせていたけれど、ついに言ってしまった。
私、いただいてもよろしいでしょうか・・・?
その方からは、ご主人様がなくなられた直後にその愛読書をたくさんいただいたことがあった。
お読みになったご本もまだおありだそうである。
なんとご主人様は、高校の校長先生だったそうである。
高校の先生だとお聞きしていたので、大先輩だとは思って、大事に読ませていただいていたけれど、まさか校長先生でいらしたとは・・・。
それにしても可愛らしい奥様である。
昨日は、踊りがお得意と言うこともお聞きした。
年齢を重ねたと言っても、まだまだ勉強したい分野がある。
哲学書、歴史書、美術に関する本、自分では買いたくても替えないような辞書。
そして、歴史を題材にした小説。
いろんな美術館の図録。
私にとっては宝物のような本ばかり。
お目に掛かったことはないけれど、学問の先輩から譲り受けたような気がする。
勉強しなさいよ・・・、と言っていただいたような。
本好きの私が、また、本を処分されようとしたその日のゴミ当番に当たり、たくさんの本を分けていただくことになった。
このご縁を無駄にしたくない。
しっかり学ばせていただいて、今度は私が後進の指導をさせていただけるように頑張ろう。
公開:2022/06/22 最終更新:2022/06/22