降りることができる人
ちょっとお願いしただけで、ときに曲解され、延々説明を続けなければならない場合がある。
しょっちゅうではなくても、そういう場面もある。
だいたいにおいて、その議論が水掛け論だったり、重箱の隅をつつくというような様相を見せてきたら、私は結構あっさり降りるタイプであると思う。
ましてや、そういう時にどこまでも自分の意見を言ってしまうような人の場合、降りたもん勝ちみたいである。
それが、私が降りることができなくなってしまう人もいる。
たぶん話に逃げ道がなくなるのだと思う。
どこまでも自分が正しいということを延々述べられて、私も、さすがに傷ついて、降りることも、言い返すことを続けることもできなくて、ときに黙ってしまう。
そういう相手のパターンが最近わかり出した。
なんか、○○さんに似てるなー、この感じ、となるのである。
心理学的に、○○な育ち方をされてきた、という分類もできそうである。
とことん理屈が続くのと、ご自分を立てるのに必死という感じ。
そうなると、私も降りることもできなくなる。
だいたい、謝ることも、頭を下げることも、できた方がいいと思っているのに、それができなくなってしまう。
そこを乗り越えたいなあ、と思っている私・・・。
公開:2022/06/16 最終更新:2022/06/16