実は自分の精神を保つように努力しています。つまりは自分の機嫌を取ってます。
大学受験生は、もう本番を迎え、心も大いに揺れているようです。
この時期に、自分を保つことができているというのは、相当勉強が確立していて、その勉強が、身に着いているタイプでしょう。
国公立二次試験までの試験は、本当に長い。
私大組はもう、それは大変になってきていて、ときに涙ぐむ生徒もいます。
もちろん私の身体は一つですから、私の指導のコマは?とある意味取り合いめいて、そこの気持ちを調節するのもこの時期特有の私の仕事になります。
人間関係的にもあれこれあって当たり前です。
隣の芝生は青い・・・、とはよく言ったもので、周りのみんなはできているかのように見えるわけです。
今週末はいよいよ共通テストです。
わたしの、こうしたらいいのに・・・、という思いと、ご本人の思いとがズレるときもありますが、そこは、一生懸命説得するときもありますが、ご自分のペースを守っていただくようにはしています。
でも、戦略的に、どうかなあ・・・、というときは、ここ!と結構強く復習するべきところを指示します!
意外に素直な生徒さんは、あれっ!?というような合格をしてきたりします。
この時期、私が気をつけなければならないのは、合格してほしい、という気持ちが強すぎて、焦って、前のめりにならないように気をつけることです。
そんな時、ほんの数十分、時間ができたときに、ちょっとドライブしてきたりします。
私のお気に入りは雨晴。
意外に近いですし、さっと海岸線を飛ばして、帰って来ても数十分です。
私が私の機嫌をうまく取れないと、とても受験生たちを引っ張っていくことはできません。
大きな予備校ならば、あちこちスペースもあるでしょうし、心理的距離も、取ろうと思えば取りやすいのかもしれませんが、どちらかというと、手を掛けてほしくて、個別指導の予備校部に来ているわけですから、それはその距離も近くもなろうというもの。
その代わりに、指導もある意味厚いものになります。
テキストも、直ぐに適したものに替えることができます。
人数の多い予備校勤務の時よりも、誰が今、どんな状態か、どこを勉強しているか、ということも把握できます。
その分、こちらとしては、見えている分、あれを、これを、となるわけですが・・・。
ともあれ、自分との闘いに尽きます。