落ち着いたところ・・・。
この写真にあるような、ちょっと暗いところで、温かい飲み物を飲みながら、心通う人と過ごすひとときが好きだ。
あまり明るいところでばかりの人間関係は、ちょっと薄っぺらい感じがするかもしれない。
などと考えてみた。
なんでだろうか?
清少納言の『枕草子』の雪の降る夜の、女同士での会話の中に、突然興趣を介する男性が入って、朝方までなんてことない話をしていた、それが女性ばかりでなくて、1人男性が入るだけで、それは違う趣で楽しかった、という話があるから、それを連想したのだろうか?
それって、あまり知られていない関係の人がいい。
いや、異性間の親密さを言っているのではなくて・・・。
むしろ、あの二人、つながってたん?みたいな。
仕事上でのことや、ある種の人間関係で、何かあると相談する、というような。
離れていても、つながっている、信頼している、というような。
時間や時を越えても、それを感じさせないような、人間同士の関係。
そういうものに憧れているのかな?
だいたい、最近、明るい場所が多すぎる。
明白なことが多すぎる。
だいたい受験などというものは、生きてる感じ満載の、明るい健康的なものだ。
そんなんではなくて、その時を楽しむような、何にも考えない、でも、何か通じ合ってる、みたいな時間があるといいなあ。
と言いながら、そんな時間、過ごしたことあったかなあ?
人間、影の部分は必要なのかもしれないなあ、と思う。
誰しも明るいところだけでは疲れるのかもしれない。
いやいや私だけではなくて。
公開:2021/12/27 最終更新:2021/12/27