みんなの相談室と学習塾「小さな学校・チェリーアンドハッピー」

今日は、クリスマス・イブです。

お誕生日やクリスマスをお祝いすることに慣れていない人とかつてお付き合いしたことがありました(男性だと限らない話です。)。
お誕生日プレゼントをあげてもピン！と来ない様子の年配の方は、

今まで、こういうことを祝うタイプの家ではなかったので・・・。

とおっしゃるのをお聞きしたことがあります。

また、高校時代の友達が、母子家庭で育って頑張って来られたお父さんのことを、
あいつなー、自分が父親がおらんかったから、どうして父親したらいいかわからへんねん。
とずいぶん酷な表現をしているのを聞いたことがありました。
それって、そのお父さんのせい？

などと考えていました。

長じて、心理学をかじっていて、ある表記に出会いました。

ホーム・メーカーという才能を持った人がいるということでした。

それは、施設などで育って、だから、いつか自分が家庭を持ったら、家族には、こんなことをしてあげよう、あれもしてあげよう、といつも家族の姿を思い描いていて、ご自分が家族を持ったら、素晴らしい家庭になる・・・、というような才能を持たれた方の話でした。

照れずに、素敵な家庭、あるいは人間関係を作っていけばいいと思います。
いつまでも若いころの自分の姿にこだわるのではなくて、いただいたプレゼントはありがたくいただいて、今度は自分が誰かにプレゼントをする。
自分の親ができなかった家庭を作ってみる・・・、などなど。

もちろん習い性になっていて、自分の振る舞いや性質の中にひょん！と出てくることもあるはずです。
でも、ちょっとずつの努力って大きい。

と私は心底信じています。