切り替え早めの私。
このゴールデン・ウィークの雨には参った。
授業していても、雨模様が多かった。
なんだか気分が晴れなかった。
だいたい、きっかけは、私の誕生日への、母の対応だった。
今朝、友達と話していた。
その後、ある人から、
いろいろあるのはあるのかもしれないけど、あなたと話していると弱さが見えないんですよね。
声に張りがあるし(そりゃあ、仕事柄?(笑))、しっかりしてはるし・・・。
話し方もちゃんとしてはるし。
周りはあなたが、弱い部分を持ってるなんて思わないですよね。
と言われて、そうか、わからないのか・・・?
見えないのか・・・?
と悟りを開いた後、教室にたどり着き、よく考えてみると、見えた通りなのかもしれないなあ、と思い始めた。
また、友達が、素敵なことを言ってくれた。
やっぱり忙しくはしていても、コロナの影響ってあるよ!きっと。
ということで、割と強いのかもしれないなあ。
いや、人としょっちゅう争いしてる、とかいう強さではないと思うけど。
言い負かす、というような強さではないけど。
母にも言われた。
つい、あなたには大丈夫、と思ってしまう、と。
母だけにはわかってほしい。
母にだけでいいから、今、守る人ばかりの私に、わかってほしいと思ってしまう。
でも、少しだけわかった。
母に思いやりがないのではなく、私が元気そうで、頼もしそうで、何を言っても大丈夫、みたいな安心感があって、結局母が言うところの、
甘えてしまって、言ってしまう、ということなら、それは思いやりや優しさがないのではなくて、要するに、私が健康優良児をのものだということだということに。
そう言えば、数年前、念のため、ということで診ていただいたかかりつけではない総合病院の先生にも、
見るからに健康そうだけどねー!
と誉め言葉なのかそうでないのか、そこから、何の仕事してるの?などと訊ねられ、変な職業談議にまでなってしまい、
後で、看護師さんに、
私、何か失礼なこと言いませんでしたか?
とお聞きしたら、
いえ、こちらこそ・・・。
と言われたので、ああ、看護師さんにはわかっていたのか・・・、と変に納得した次第である。
まあ、病院の先生にちょっと見ただけで、
見るからに健康そう・・・、と言われるのだから、母の目もごまかせる、ということで。
いや、ごまかせるも何も、ちょっとだけ、私のお誕生日を大切に思ってもらいたかっただけで。
そう、母たちが私の年齢のときに比べれば、私は本当に元気だと思うし、まあ、子どもでもある。
それは自覚している。
でも、私の誕生日が好きだの、新緑の季節の良さだのをさんざん言っておきながら、この仕打ちは何よ!と思って拗ねまくっていたのである。
ほんと、よくやってるよねえ。
お誕生日の日にまで、くらい言ってくれてもいいではないか。