実は、私、切り替えています。
受験期から春期講習があり、実務面で、今年は早く終わった面があり、なんだか自分自身の考えは、例年よりもひと月くらい早くなっている気はしているのですが、それでも頭と気持ち、ということで言うなら、スケジュール的な頭と意志は早めになっていても、気持ちは、着いて行っているのかどうか・・・?
昨年はコロナによる休校があり、ZOOM指導が始まり、息つく間もない忙しさでしたが、それに比べれば、生徒さんの人数は増えているのに、人数のわりに、なんだか時間的な余裕、というか、気持ちの余裕はありました。
し、し、しかし。
私の気持ちの切り替えができず、春期講習は、高校生になった喜びを満喫したい生徒さんを、受験指導の熱も冷めやらないかのような私が、なんだか追っかけているような、でも、新人戦よろしく、若い先生方に指導はお願いしていました。
この温度差、何?と悩んでいました。
私が前年度を引きずっているだけか?
などと思い詰めました。
それで、何かでリフレッシュしなければ・・・、と思い、身近なところで、アマゾンプライムで映画を観るようにしています。
先日はフラットドライブに行きました。
数日の間に、数本。
仕事の合間や仕事が終わってからなど。
「望み」
「罪の余白」
「ダイアナ」
「真夏の方程式」
「引っ越し大名」
「七つの会議」
さらさらと書いてしまったし、どこにそんな時間があったのか?と自分でも呆れているけれど、なぜか観ることができました。
ときに、何かのきっかけで気持ちがガラッと変わることがあるけれど、これらの映画で、気分転換したおかげで、なんだか気分が変わり、今日はしっかり進路指導をし、年間計画を立ててしまいました。
一番面白かったのは、「引っ越し大名」。
正直初めて星野源が誰であるのか知りました。
あれほど有名な名前の人なのに・・・。
誠実な役柄がものすごく似合っていました。
実在の人生において20回もの引っ越しをした武士がモデルであるそうです。
これでもか?と降りかかる困難に、次から次へと乗り越えていくさまが、なんともすがすがしかったです。
結局行動というものは、自分の心の中で大切にしていることが表れたものなのだなあ、と考えさせられました。
何かを契機に、自分の中にあるものが見えてきたり、感じているものが何だったかを思い出します。
映画と共に過ごした数日、あれこれ自分を取り戻すのに使っていた時間だったような。
それが証拠に、今日、マイペースでやろう。
自分の指導を、と思えました。
別に表面的に何かが変わるかどうかはわからないけれど、少なくとも私の気分が違います。
何か、私は心の交流がないとだめだし、シャキッとさせる何かがほしいです。
マイペース、などと言い出して、すぐにやったのは、めちゃくちゃ細かい進路指導、というところは、いったい何なんだろう?