こんなことで羨ましいと言ってもらえる日が来るだなんて・・・。高岡の個別指導塾&相談室チェリー・ブロッサム
今日は母と私の病院での受診の日でした。
そもそも母が大動脈解離を起こしたことで、その経過観察のためにお世話になることになったのですが、いつの間にか病院通いに関しては相当ルーズな私までお世話になることになってしまいました。
今日はまた、特定検診で引っかかった私の、念のための検査もありました。
結果はそれほど大したことではなくて、まあ、様子を見ていきましょうとのことでした。
たまたま特定検診の時に診てくださったのが院長先生で、聴診器を当てて診察してくださったからこそ分かったことがあったのでした。
私の検査が終わって、先に検査が終わって待ってくれていた母に向かって、
ハイ、行くよ!
と言ってしまってから、
なんて娘かしらん?待ってもらっておきながら、ハイ、行くよ!だなんて・・・。
と笑っていたら、ちょうど母の横に座っていらした高齢のおばさまが笑っておられて、
おかしい娘ですみません・・・。
などと言っていると、
羨ましい感じもする・・・。
と言ってさらに微笑んでおられました。
ちょっと嬉しくなっていたら、診察が終わって、待っているところに看護師さんが来られて、
娘さん?いいねえ。仲良くて・・・。
と言ってくださったので、
いえ、嫁です・・・。
とおどけて言ってみましたが、もう時すでに遅し。やり取りから母娘だとしっかりバレてしまっていました。(笑)
だいたい、小さい母に私だから・・・。親子に見えないでしょ?
などと言っていたら、母も、
私、ちっちゃいから・・・。
と言っています。
看護師さんも遠慮なく、
身体に悪いところがなかったら、ぽちゃぽちゃしてる方がいいって・・・。
と言ってくださいます。(笑)
母とは長年葛藤もあったのです。私たちの間にいる人の言葉のせいで、母と私は思い合っていながら、どこか誤解しなければならないような淋しい時期もあったし、母は私を誰も知り合いのいない遠方に嫁がせることも本当に心配してくれたのでした。
それが、周りに羨ましがっていただく日が来るだなんて。
私は長年、近くにご両親がいらっしゃる人をいいなあと思ってきたし、仲良くて羨ましいなあとも思ってきたのです。
今日、病院の帰りに虹を見ました。
それも二回。
一度は半円の大きな虹。
もう一つは、縦に太い短くて色の濃い虹でした。
晴れやかな気持ちで、もちろんまだまだ解決しなければならないことも、改善しなければならないこともあるのでしょうが、それでもそのときのささやかな晴れやかさを思ったのでした。
そういえば、まだ同級生が同じ系列の病院で働いていることも知ったばかりの頃、それにそちらの理事長先生の寄付講義を大学で受講したことがあったので、親しみもあったのでしたが、そちらの病院に大きな大きな虹がかかっているのを見たことがありました。
もしかしたら、いずれの日にか母がお世話になり、私のことも助けていただくことになるということだったのでしょうか?
とりあえず、その病院に通うことになって、母と私が仲良しなのだからいいのかなと思っています。
そういえば長年お世話になってきたかかりつけの先生から、
あなたとお母さんはどんな小さなことでも話し合って、ものすごく仲良しで・・・、と評されたこともありましたっけ。(笑)