お知らせ

高速を駆け抜けたい気持ちもあるけど・・・。

ほぼほぼ家と教室との往復、という毎日が続くこの時期。
何を計画するにも、大学入試とその後の県立高校の入試とそして、その直後の確定申告を意識するこの時期。
生活に突破口を開きたくなり、ときに高速でも車でぶっ飛ばしたくなる。

おっとりしたイメージのある私だけれど、意外にスピード狂な面もあるし、リズムのきいた音楽を大きな音で聴きながら、車を走らせたい衝動に駆られることもある。
ネチネチした湿っぽい感情が苦手でもある。
それでも国文科か?と言いたくなる時もある。
昔はそれこそ逡巡してばかりであったのに、うだうだ決定することを先送りして行動しないのも嫌い。
サッサと決めて次に行きたい・・・。

だからこそ、如何にこの時期を粘り強くじわじわと前に進ませるか・・・、ということが意味を帯びてくる。
みんなが苦しい。
みんなが不安。
そんな時頼りにしてもらえる立場であることに感謝しながら支え続けなくてはならない。
特にお母さま方のお気持ちに寄り添いながら、そして何よりおそらくは人生で初めての大きな関門であるだろう高校入試に立ち向かっていく生徒さんの気持ちに寄り添いながら、ふと気づいたことを実行していくしかない。
変な話であるけれど、私の中の男性性がとんでもなく大きくなる時期だと思う。
一年のうちで、この時期ほど自分が男性的になるのを感じる時期はない。
一方で、そのほかのことは構ってられないし、誰にどう思われてもいいや、と思ってしまう。
とにかく受験と、下級生の期末考査がすべてになる。

なりふり構わず受験指導をし、気遣いできないことも周りに許していただきながら、とりあえず突っ走ろう!

そんな私を、中一生の男子が、「ボス!」と言う。
いいねえ、その呼び方。気に入ったよ!

それを中三生に、「○○くんは、私のことを、なんて言ったでしょう?」と訊ねると、
「女帝!」と答えてくれた。

教室の雰囲気がお分かりいただけると思うような話。
これは一年中そうかと言うと、むしろ受験期以外は、日常生活的なおかんをしているようなところもあるような・・・。
この時期だけは、時期が時期なだけに、ちょっと、かなり強いイメージになるようで・・・。(笑)

公開:2023/02/14 最終更新:2023/02/14