出会いの大切さ。ありがたさ。
出会った人そのものの方に感謝しているかどうかはわからないことはあるものの、出会いそのものには大変感謝してきた。
それに、おかしなもので、自分にとっていい人というのは、ただその時のありがたい人になるだけで、そうそう自分の人生にとって大きく影響してくれたかという点で考えると、その実、困らされた人の方が大きく役立ってもらったことが圧倒的に多い。
素敵な人は、むしろ困った人相手に、一生懸命になっているときに、ちょっとホッとさせてくれたり、安らぎをくれたりしてありがたい存在としていてくださったように思う。
大変な時、その大変な相手に対して、どうすれば何とか付き合っていけるのか?どうすれば少しでもいい人間関係を構築できるのか?と一生懸命になっていたとき、大丈夫、と思わせてくれる人は大事な人だと思う。
なんとか乗り越えることができて、自分の課された役割を何とか全うできたとき、私は本当に嬉しくなる。
やり切った、と思えなければ、次に行きたくないタイプであるので、そこそこやった!と思えなければ、進めない。
ちゃんと卒業したいのである。その場所を。
ちゃんと卒業するということは大事だと思う。
卒業って、別に学校を卒業するのでなくても、その土地での暮らし、とか、その職場、というのであってもいいと思う。
一時代というのでも。
先日から大好きな薬師丸ひろ子さんの話が続いたけれど、私はひろ子ちゃんが大好きなので、いまだに玉置浩二との結婚が信じられずにいる。
なんとも自分の中で、ひろ子ちゃんが誰かの奥さんになっている図が想像できないのである。
先日観た「きらきらひかる」という映画は、玉置浩二さんとの結婚後初の主演の映画だったらしいが、あの可愛らしさで人妻だったの!?と男性でもないのに、ちょっと妬いている自分がいる。
可愛いのである。
特に若いころ。
きゃしゃで、あの高い声で、小さな子がつぶやくみたいに、無邪気に言葉を発するところ。
仮にお酒を飲むシーンでも、そのお酒を子どもみたいに愛おしんで飲んでいるそのしぐさ。
ちょうど大学受験のための勉強をしてた頃に、松田優作との「探偵物語」が公開され、そのプロモーションだったかで、野球をしているシーンがあった。ちょうど大学に入学されたことのことだったと思う。
自分より年上なんだけど、いまだに、かっぽう着を着て、年配の訳をされるようになった今でも、ひろ子ちゃんが大好きだし、若いころの映像を見ると、やっぱり誰よりかわいいと思う。
「探偵物語」の歌には、とんでもない思い出がある。
何度も何度も聴いていた・・・。
話は逸れた。
なんでも、長年交流のなかった玉置浩二と和解の動きがあるらしい。
ふ~ん・・・。
そうなの?
と思っている。
なんだか、この二人結びつかないんだけど。
私の大事なひろ子ちゃん。
でも、このお二人にも時が経って、そんな日が来たのだな、と思わされもする。
私たちの夢の世界を生きているだけではなくて、現実のプライベートの世界も持つのが当たり前。
やきもち焼くんじゃなくて、そのおしあわせを喜びたい。
このお二人にもどこかそつぎょうされるときがたったのかもしれないな、などと。