虹女な私・・・。
もうそれはそれは虹をよく見るのです。
雨上がり、ふと空を見ると虹がいます。
本当によくいるのです。
ダブルレインボーも何度見てきたことかわからない。
一度などはダブルレインボーの下をくぐりました。
虹の根元を見るほど大きな虹が大きな建物から田んぼに掛かっているのをしっかりとこの目で見たこともありました。
私は虹が大好きです。
一度などは、ちょっと寂しい思いをして実家に帰ったその帰り、サンダーバードの車窓から、ダブルレインボーをくっきりと見て、
ああ、私は大阪ではなくて、もうすっかり富山の人間なんだなあ・・・、とそのことを象徴されているかのように感じていました。
それは逆に笑えるほどの能天気さで、車窓から見えたのでした。
嫌なことをたくさん抱えていたので、そのことをプラスに転じるような表れ方で可笑しかったのです。
確かにその後、おもしろい展開になって、楽しくなりました。
それも笑えるくらい。
いつも虹は何か素敵なことを示唆するかのように現れてくれます。
私はいつも深刻になり切れません。
何か起こっても、どこかで自分を客観視してしまうようなところがあります。
今回はまあ、ちょっと真面目に深刻に・・・、と思っていても、どこかでその自分を笑っているようなところがあります。
だから、逆に、いいことがあったときも、どこか冷静。
深刻そうに、今回ばかりは深刻に行こう・・・、と思っているときに、虹が立ち現れたことがあって、所詮私には深刻な顔は似合わないのね・・・、と笑ってしまうようなところがありました。
今日は、お昼の休憩に、ちょっと所用で出かけたついでに、大きな虹が斜め上に向かってその足を立ち上げているのを見ました。
今日は、人が忙しくしているのに何よ・・・、とは思いませんでしたが、どこかで気持ちをゆったり持てよ・・・、と言われているようで、またまた笑ってしましました。
超絶忙しいときや、やることが満載で、どうしよう・・・、なんてときに、あの虹の姿を見ると、なんとも落ち着いてくるから不思議です。