お知らせ

ある人からほしい言葉ーでも絶対に言ってはもらえないだろうことはわかっているけど・・・。

ある人がある日唐突に、
あなたはその人から言ってもらいたい一言があるのと違う・・・?
と言われた。
その方は、ある日、言ってもらってホッとしたのだそうだ。
思わず年齢を確認して、ああ、私と出会ってからか・・・。
そんなことがったのね・・・、と思った。

こういうことは私たちだけの(こういう表現、勘違いされそうですが、そっち方面ではありません。(笑))間のこととしなければならないことかもしれないけれど、昨夜から今朝にかけて、私は眠ることができず、それはそう、いつもその人がそういう表現をされたら眠れなくなるという表現がある。
そんなこんなの話をしていたときのことである。

ご自分も、同じ関係性の方から、ある日突然言われて、本当に楽になったということだけれど、その方にはそういう日が来ても、私には絶対に来ないだろうことはほぼほぼ確信に近く想像できる。。

その人のある表現を聞くと、私は誰かからの私への愛情、いやそこまで行かなくても、ちょっとした思いやりや思いなども伝わらなくなり、この世で私のことなど思いやってくれている人はいないわ・・・、と孤独感にさいなまれる。
いやいやいや、私と何かしたい、と思ってくれている人はあちこちにいてくださるし、何より、生徒たちがたくさんいてくれる。
かつての先輩や、一緒に仕事をした人たちもたくさんおられる。

数年前、ある先生筋の人の悪口を、しかもご本人のおられる真ん前で、言っていたら、
本当に櫻井さん、そんなこと思ってるんですか?矛盾してませんか?
と言われた。
恒例行事のように、顔を合わせたら、私は悪い生徒になって、無視するか悪口言うか、知ーらない!という態度を取っていた。
こちらがいじめたくなると言えば言えた。
みんなが怖がっていた人に、私はそういうことをやっていた。

櫻井さん、それ、櫻井さんへの愛情じゃないですか?包まれるより(ストレートに言われないより。)いいじゃないですか?
だいたい、櫻井さん、愛されキャラですよね?
と言われた。
私の方も、その方のことを芯から嫌だと思っていたら、その方の前で表現することなどなかっただろう。
何となくバランス的に、そう表現しなければならないような気がしていた。
そんなこんなが、遠くに感じられるようになる、ある人の一言。

私は、そのほしいある一言が何なのか、実はよくわかっている。
たった一言、私の下に潜り込むような、庇護されることを欲するような言葉ではなくて、私を守ってくれるような一言がほしい。
実際に守っていただかなくとも、労わってもらえるような一言がほしいのだ。

私が、ちょっと大変ということを言うと、それよりも自分の方が大変、と言うことで、いつも私が守る側に立たされる。
そして、私は、自分の周りからシャットアウトされるような気がする。
隔絶されているように感じる。

たった一言でいい。
たった一言で救われるだろうことはわかっている。
でも、たぶん一生もらえない言葉だろうことはわかっている。
そういう年齢になってしまったしね・・・。
いや、年齢は関係ないと思うけど。

公開:2022/11/06 最終更新:2022/11/06