お知らせ

最近、外出して、アレッと思うことの多い私。

最近、私は外出先や、あちこちで、イラっとすることが多くて、自分が偉そうになってきたり、我慢が足りなくなってきているのかな?と反省していた。

でも、もしかしたらそうかな?と思い当たることがある。
母と外出することが多かったり、母がお世話になっている人、あるいは業者さんとお話しする機会がある。
そのとき、結構頭のしっかりしている母に対しても、なぜか上から目線で、しかも、今日などしっかり説明を聞いている私に、上からかぶせてものを言っている。
人の話を聞く気が全くない人も存在する。
当然、私は、人が話し始めたら、黙る。
けど、こちらが話している、あるいは質問している内容をズレた形で、こちらが間違っているかのように説明されるのは大変に不快である。

実務上の不備があったなら、連絡があってもいいだろうし、人間だれしも完璧ではないので、それができていなければフォローの一つもあるのが人間関係というものだろう。
高齢者相手だから、当然、上から目線で話してもいいとでも思っているのではないか?と思ったことが数回あった。

高岡で行きつけのお店から、呉東のあるお店に転勤された方がいらして、呉東に母とドライブに行ったときに、立ち寄って、お食事することにした。案内係の人の、タッチパネルの使い方についての説明で、こちらが客なのに、なんでそういう説明の仕方をするのか・・・?と思ったことがあった。正直カチンときた。
自分が間違えておいて、ごめんなさい・・・、と言ったその言葉を、板さんがおっしゃったとシュミレーションしたとしたら、そんなにおかしくはない。では何にカチンときたのか?
たぶん態度だろう。同じ言葉を誰かに言われても、そうそう腹も立たない。
高岡のお店に一人で行ったときに、そういう不快な思いをすることがなかったので、たぶん、やはりその人に問題があるのだろうと思う。
それとも私がうるさい人間なのだろうか?
周りに言わせると、そんなに文句を言うタイプではなさそうである。
そりゃあそうでしょ。
だって、日々が結構多忙なタイプで、迷惑を掛けることも承知でお願いしていたりするし、当然こちらが悪いことならば謝りもするからである。
でも、一方的にこちらが悪い、とばかりの態度に出られると、頭にくる。

どうも、高齢者には偉そうにしてもいいと思っているのではないだろうか?
そんなこんなを思い始めた。
なぜなら、一人、あるいはほかの誰かと一緒のときに、そういうことがあまりないからである。

今まで社会を支えて来てくれた高齢者に対して、いったいどういうつもりなの!?と思っている。
ある程度、身体の自由も効かなくなり、誰かの世話にならないといけない面があるのは、当然のことである。
それは子供も同じである。
ただ、クライアントやカスタマーとして接する限り、絶対に相手への敬意は必要である。
お金をいただくということは、その人が何らかのサービスを受けて、ある程度、その対価の分だけの利益を享受できなければならない。
それは、便利さかもしれないし、おいしいものかもしれないし、楽しさかもしれない。

今日は朝から憤慨していた。
高齢者が使うものというのは、その生活を支える自分の身体が弱っているところを補って、少しでも便利に、あるいは楽しく生活するための大事なものである。それがうまく使えない、と言っているのだから、その状態を改善するのがカスタマーに対する態度ではないだろうか?

先日、ある筋の私の担当さんが仕事をおやめになり、転職されることになった。
こちらが少し困ったこともあったので、少し距離を置いていた時期もあった。
私は、今まで申し訳ないことをしたかなあ・・・、ということについては謝った。
そしたら、櫻井様にはいろいろ勉強させていただきました。
と言ってくださった。

このフレーズを聞くのは、実は一度目ではない。
教員根性を出しているのではないか?と自戒しながら(新卒で勤めた学校で、教員根性、という言葉と、その中身の怖さについてさんざん聞いてきたから。)、それでも、これは言わねばなるまい、と思っては、表現し、反省してきたことを思い出した。

一方で、何も言わない人は、何も言わないで去って行くけれど、それなりに注意の一つも言う人は、続く、ということらしい。
テレビで放送されていたらしいが、大阪人は、お店の人が何か間違ったときには、しっかりそれを指摘はするけれど、もう来ない、ということはないのだそうで・・・。
私のこういうところ、大阪人的なのだろうか?
何も言わずに、業者を替えることだってできる。

でも、何も言わずに替えてしまうだけだったら、その人とのお付き合いからは何も学べないことになってしまう。

私、間違っているかしらね?
と生徒にも聞いてみた。
全く・・・、などと言ってくれる。
先生は仕事に厳しいというか、正義感が強いというか・・・。

当然母からの訴えについては、相手ばかりを責めてはいないか?と思いながら聴いている。
その挙句、私からしてもおかしいな、となれば、それは対処する。
でも、きっちり仕事してよね!というのが、正直な私の思いである。

私も自分の仕事については考えさせられた。
ただ、これだけは言える。自分が怠ったことに起因することを相手のせいにしたりはしない。

公開:2022/10/15 最終更新:2022/10/15